車一括査定よりネットオークションの方が高く売れるのか?|【車査定ラボ】

車一括査定よりオークションの方が高く売れるのか?

車一括査定よりオークションの方が高く売れるのか?

一括査定には価格以外のメリットも

車一括査定の強みは、なんといっても、手間をかけずに多くの業者の見積もりを得られることです。

査定額は業者によって幅があるので、1社だけに頼んだ場合よりも高額の見積もりが出やすくなります。見積もりが出たら、金額の高い2~3社に実車査定を依頼して、競わせることによって高額査定を得ている人が多いようです。

こんな例もあります。本人を仮にAさんとします。

Aさんは、X、Y、Zの3社に同時に実車査定を依頼し、「すでに新車の購入が決まっていて、交渉に時間をかけたくないので、一斉に査定額を出してもらい、一番高額だった会社に決める」と告げ、実際にそうしました。

ところが、僅差で一番高値をつけたX社が、Aさんが新車の契約をする直前になって、正当な理由もなく買取価格を下げてくるというアクシデントが起きました。

そこで、2番目に高い査定額だった別の会社に、X社が最初に提示していた金額を伝えたところ、その金額で商談が成立。A社には売らずに済んだそうです。

もしX社だけに査定を依頼していたら、Aさんは、新車の頭金のために、不本意な価格で車を売るはめになっていました。これなどは、一括査定を使うことがリスク管理に役立った好例といえます。

オークションのリスクを頭に入れておく

愛車に高い査定価格がつくのは嬉しいものです。しかし、買い取られた車が中古車販売店の店頭に並ぶ時には、業者の利益分が加わっているので、価格は当然買取金額より高くなっています。

それを目の当たりにすると、「自分で直接車をオークションにかければ、もっと高く売れるはず」と思う人もいることでしょう。

個人で車をオークションに出す人は、比率としては少ないですが、実際にいることはいます。

たとえばヤフーオークションを見ると、業者、個人合わせて「トヨタ」というカテゴリーだけでも7000台以上の中古車が出品されています(2016年1月現在)。

ただし、当然ながら入札数ゼロで終わる例もあり、決して効率のいい方法とはいえません。また、入札があっても、希望の金額で落札される保証はなく、その中からオークションサイトへの手数料も支払わなければいけません。

また、面識のない相手とのwebを通じた高額取引ということで、リスクやトラブルを未然に防ぐための手立てが必要になってきます。

売れたら売れたで、素人にとって、売却手続きはなかなか煩雑なものです。

そして万一、売却した車で事故を起こされたり、悪用されたりした場合を考えて、とくに名義変更に関しては、念書や保証金などの手段を使って、速やかに完了するように持って行く必要があります。

業者が売買するオークションへの出品を代行してくれる業者もありますが、これもネットの場合と同様、さまざまなリスクがあります。

オークションの現場に参加できないので、実際の落札価格を自分では確認できず、代行業者から伝えられた落札価格を信じるしかありません。売れるかどうかに関わらず、手数料も請求されます。

結論としては、「一括査定よりも高く売れそうだから」というだけでオークションに手を出すことはおすすめできません。

実際必ずしも車が高く売れるとは限らないし、リスクも少なくないからです。

車を売却する時は、価格もさることながら、それ以外の部分で支払う代償(時間や精神的負担など)についても考えた上で、行動を起こすことをおすすめします。

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